脳を知れば人間がわかる。
世界はもっとよくなる。
脳を知れば人間がわかる。
世界はもっとよくなる。
人間らしい精神・行動、そして社会は、脳のどんな仕組みで実現されるのでしょう。私たちはその秘密を解明する「人間脳科学」を展開しています。脳機能画像と生理・行動計測、社会調査を駆使し、基礎から応用まで人間性に関わるあらゆる学問領域をつなぐ「ハブhub」となる脳科学を目指します。みなさまのご参加をお待ちしています。
研究テーマ
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自己を創る脳
「自己」は脳でどのように生まれ、我々の認識や行動、適応性にどう影響を及ぼすのでしょう。身体・運動・社会性・メンタルヘルスなど、自己の多様な側面について、謎の解明に挑戦しています。
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価値はどこから生まれるか
脳は多様な感覚入力を統合し、知識・記憶を参照して事物や環境の価値を評価しますが、その過程はまだ謎だらけです。様々な行動実験・脳計測実験から、その不思議な実態が明らかになってきました。
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言葉とコミュニケーション
人間はコミュニケーションによって社会を作り、言葉はその強力なツールとして気持を伝え人を動かします。これらの機能とその獲得の脳内基盤の解明は、人間理解と教育応用への貢献が期待されます。
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災害と生きる力
人生の様々な逆境を乗り越えてゆく人は、どんな心理・行動的特徴を持っているのでしょうか。2011年の東日本大震災の被災者を対象とした調査から、8つの特徴が明らかになりました。
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未来を拓く人間脳科学
超高齢社会・災害の多発・スマート社会。環境や社会の変化は我々の生活や価値観をどう変えるのでしょうか。認知・脳科学の視点から、人間らしい生き方、技術や社会のあり方について未来への提言を目指します。
ニュース
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202305.27研究
自己超越特性が気温ストレスに対する脳反応を抑制する?(研究会講演)
宗教性や向社会性、ウェルビーイングと関連の深い自己超越特性と、気温ストレスに対する抵抗性は、ヒト固有の心理ストレス制
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202305.24できごと
宗教性と人類の広範囲拡散に共通の背景認知因子?(招待講演)
人間の宗教性や人類の広範囲への拡散(Great Journey)の背景に共通の認知制御プロセスがあるのでは?そんな認
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202305.22研究
架空シナリオを用いた避難態度評価の有用性の検討(学会発表)
架空の地震シナリオでの津波避難意思決定でも、実際と同じ心理プロセスが働くのでしょうか?オンライン実験の結果、避難率と
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202305.12研究
ひとはなぜ悲しい音楽を好んで聴くのか(ワークショップ発表)
なぜ私たちは悲しい音楽を聴くのでしょうか?そしてその時、どのようなことが脳内で起きているのでしょうか?また、悲しい音
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202304.21研究
AI社会への適応を視野に入れた新たな「自己」発達理論を構想する(シンポジウム講演)
人工知能(AI)の普及は、我々自身の人間としてのあり方を変えてしまうかもしれません。その変化を予測し、健全な未来を描
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202304.03お知らせ
デジタル言語学習:テクノロジー、データ、そして脳 (特別講演)
様々なデジタル学習が開発されている中で、言語学習において最も効果的な方法とは何か、そして私たちの脳が言語をどのように
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202303.27研究
コロナに対する対処行動とその心理的メカニズム(ポスター発表)
人々は、パンデミックによる感染予防や生活困難への対処のために、日常行動を変化させました。本研究では、4つの対処行動と
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202303.24できごと
大場先生の送別会・森實さんの就職祝賀会(セミオンライン)
この度は杉浦研究室で6年間お世話になった大場先生の送別会と修士課程森實さんの就職祝賀会をセミオンラインで行いました。
アクセス
東北大学加齢医学研究所(IDAC)
〒980-8575 仙台市青葉区星陵町4-1
スマート・エイジング棟3F
E-mail: hubs@grp.tohoku.ac.jp