自己超越感は自己の境界が物理・社会的環境に拡張されるという超自然性が特徴で、これを感じやすい個人特性にはレジリエンスなどの適応性が想定されています。災害を生きる力質問紙の自己超越因子はこの両側面を有し、その背景に自己主体感と共通の認知バイアス及び脳プロセスの可能性が示され始めました。 2021年にHannoverで開催された研究会の発表内容が意見論文“Adaptability, supernaturalness, and the neurocognitive basis of the self-transcendence trait: Toward an integrated framework through disaster psychology and a self-agency model”としてFrontiers in Behavioral Neuroscience誌に掲載されました。(杉浦) https://doi.org/10.3389/fnbeh.2022.943809
自己超越感は自己の境界が物理・社会的環境に拡張されるという超自然性が特徴で、これを感じやすい個人特性にはレジリエンスなどの適応性が想定されています。災害を生きる力質問紙の自己超越因子はこの両側面を有し、その背景に自己主体感と共通の認知バイアス及び脳プロセスの可能性が示され始めました。
2021年にHannoverで開催された研究会の発表内容が意見論文“Adaptability, supernaturalness, and the neurocognitive basis of the self-transcendence trait: Toward an integrated framework through disaster psychology and a self-agency model”としてFrontiers in Behavioral Neuroscience誌に掲載されました。(杉浦)
https://doi.org/10.3389/fnbeh.2022.943809