研究テーマ Research News Details 自己を創る脳 「自己」は脳でどのように生まれ、我々の認識や行動、適応性にどう影響を及ぼすのでしょう。身体・運動・社会性・メンタルヘルスなど、自己の多様な側面について、謎の解明に挑戦しています。 202204.01 あの頃の苦くて甘い記憶(新規研究プロジェクト) Posted in 研究 一口に「懐かしい」と言ってもそこには多様な質感があります。「あの日あの場所」や「あの頃」という記憶の側面、そして「幸せ」や「ほろ苦い」という感情の側面がこの質感の多様性を生み出していると考えられます。質感の異なる懐かしさはどのような脳活動の違いから生じるのでしょうか。 科研費若手研究に採択された本研究では、懐かしさを構成する1)自伝的記憶の階層(エピソード的自伝的記憶や意味的自伝的記憶)と2)感情価(ポジティブ、ネガティブ)に着目した機能的MRI研究により、「あの頃の苦くて甘い記憶」などの質感の神経表象の解明に取り組みます。(大場) 添付ファイル 一覧へ戻る 前の記事 一覧へ戻る 次の記事 研究テーマ 自己を創る脳価値はどこから生まれるか言葉とコミュニケーション災害と生きる力未来を拓く人間脳科学
一口に「懐かしい」と言ってもそこには多様な質感があります。「あの日あの場所」や「あの頃」という記憶の側面、そして「幸せ」や「ほろ苦い」という感情の側面がこの質感の多様性を生み出していると考えられます。質感の異なる懐かしさはどのような脳活動の違いから生じるのでしょうか。
科研費若手研究に採択された本研究では、懐かしさを構成する1)自伝的記憶の階層(エピソード的自伝的記憶や意味的自伝的記憶)と2)感情価(ポジティブ、ネガティブ)に着目した機能的MRI研究により、「あの頃の苦くて甘い記憶」などの質感の神経表象の解明に取り組みます。(大場)