研究テーマ Research News Details 自己を創る脳 「自己」は脳でどのように生まれ、我々の認識や行動、適応性にどう影響を及ぼすのでしょう。身体・運動・社会性・メンタルヘルスなど、自己の多様な側面について、謎の解明に挑戦しています。 201909.11 我々は『今』を拡張してどこに行くのか?(シンポジウム発表) Posted in 研究 私たちは,”今”を拡張することで,どこへ行くのでしょうか? 私たち複数の刺激を同時だと感じる同時性の時間窓は約200〜300 msだと示されています.しかし,刺激間に時間ずれがある環境にしばらく晒されると,そのずれに順応し,時間窓は拡張します.東京国際フォーラムのリブ壁面の前で拍手をすると,「拍手をするより先に」拍手音が知覚される錯覚現象や,自分の鳴らした音の遅延の検出に関連した脳活動など,この順応現象のメカニズムを紐解くための研究について,9月11日〜13日に立命館大学大阪いばらきキャンパスにおいて開催された日本心理学会第83回大会において,シンポジウム発表を行いました.(樋田) 添付ファイル 一覧へ戻る 前の記事 一覧へ戻る 次の記事 研究テーマ 自己を創る脳価値はどこから生まれるか言葉とコミュニケーション災害と生きる力未来を拓く人間脳科学
私たちは,”今”を拡張することで,どこへ行くのでしょうか? 私たち複数の刺激を同時だと感じる同時性の時間窓は約200〜300 msだと示されています.しかし,刺激間に時間ずれがある環境にしばらく晒されると,そのずれに順応し,時間窓は拡張します.東京国際フォーラムのリブ壁面の前で拍手をすると,「拍手をするより先に」拍手音が知覚される錯覚現象や,自分の鳴らした音の遅延の検出に関連した脳活動など,この順応現象のメカニズムを紐解くための研究について,9月11日〜13日に立命館大学大阪いばらきキャンパスにおいて開催された日本心理学会第83回大会において,シンポジウム発表を行いました.(樋田)