研究テーマ
Research News Details
未来を拓く人間脳科学
超高齢社会・災害の多発・スマート社会。環境や社会の変化は我々の生活や価値観をどう変えるのでしょうか。認知・脳科学の視点から、人間らしい生き方、技術や社会のあり方について未来への提言を目指します。
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超高齢社会・災害の多発・スマート社会。環境や社会の変化は我々の生活や価値観をどう変えるのでしょうか。認知・脳科学の視点から、人間らしい生き方、技術や社会のあり方について未来への提言を目指します。
ポジティブな言葉は人々を元気づけ、やる気を与え、苦しみや悩みを和らげる目的で日々使われています。しかしどのような人に対してどのような言葉を投げかければ最適な効果が望めるのでしょうか?私たちの研究グループでは述べ1350人を対象としたオンライン調査を通じ、神経質傾向を持つ人や不安・抑うつ傾向がある状態の人においてはポジティブな言葉が効果を持ちにくい傾向があることを見出しました。ポジティブな言葉を使うときにも、相手の人格や精神状態を考慮することが有益な可能性があるようです。
神戸市内で開催された日本認知心理学会第20回大会において、本研究のポスター発表を行いました。(石橋)