研究テーマ Research News Details 自己を創る脳 「自己」は脳でどのように生まれ、我々の認識や行動、適応性にどう影響を及ぼすのでしょう。身体・運動・社会性・メンタルヘルスなど、自己の多様な側面について、謎の解明に挑戦しています。 202210.06 適応的な感情制御特性の脳基盤(論文プレプリント公開) Posted in 研究 感情的ストレスへの適応的対処法略として認知的再評価 (状況をあまり辛くないように再解釈する)と受容 (現実をあるがまま受け入れ価値づけしない)が知られます。前者は認知行動療法の、後者はマインドフルネスの主流的考え方で、前者は高次認知制御系の高活動、後者は低活動と関連付けられてきました。しかし、東日本震災の被災者を対象とした調査では両者を包含した適応的特性が同定され、機能的MRIを用いた研究ではこれと高次認知制御系の低活動との関係が示されました。(杉浦) https://osf.io/jketf 添付ファイル 一覧へ戻る 前の記事 一覧へ戻る 次の記事 研究テーマ 自己を創る脳価値はどこから生まれるか言葉とコミュニケーション災害と生きる力未来を拓く人間脳科学
感情的ストレスへの適応的対処法略として認知的再評価 (状況をあまり辛くないように再解釈する)と受容 (現実をあるがまま受け入れ価値づけしない)が知られます。前者は認知行動療法の、後者はマインドフルネスの主流的考え方で、前者は高次認知制御系の高活動、後者は低活動と関連付けられてきました。しかし、東日本震災の被災者を対象とした調査では両者を包含した適応的特性が同定され、機能的MRIを用いた研究ではこれと高次認知制御系の低活動との関係が示されました。(杉浦)
https://osf.io/jketf