研究テーマ Research News Details 価値はどこから生まれるか 脳は多様な感覚入力を統合し、知識・記憶を参照して事物や環境の価値を評価しますが、その過程はまだ謎だらけです。様々な行動実験・脳計測実験から、その不思議な実態が明らかになってきました。 202507.02 脳データで読み解く:社会的な自己(データサイエンスカフェ) Posted in 研究 社会的自己という抽象的かつ多面的な概念を、どのように実証的に捉えることができるのでしょうか。本研究では、日本文化における自己評価の特性について考察を行いました。その結果、日本文化の自己評価は、評価される領域によって異なるドメイン特異的なパターンを示し、道徳性と能力の両側面において一貫して自己を肯定的に評価する西洋文化の傾向とは異なることが明らかになりました。このような異なるパターンは、自己評価の過程における認知的メカニズムの違いを反映している可能性があり、それは受容や拒否の知覚と関連していると考えられます。さらに、社会的関係性が自己評価の神経的処理に影響を与えることを示唆しています。これらの結果は、神経イメージング技術が自己の多面的な側面と社会的経験との関係性を読み解く可能性を示すものです。 第6回 Data Science Café ワークショップ にて、神経イメージングデータと、個人レベルの社会的受容感・拒否感を統合することで、社会的な自己の神経基盤を調査する手法と結果について発表しました(丁)。 https://gp-ds.tohoku.ac.jp/ja/events/seminar/gsis-dsp-workshop-006.html 添付ファイル 一覧へ戻る 前の記事 一覧へ戻る 次の記事 研究テーマ 自己を創る脳価値はどこから生まれるか言葉とコミュニケーション災害と生きる力未来を拓く人間脳科学
社会的自己という抽象的かつ多面的な概念を、どのように実証的に捉えることができるのでしょうか。本研究では、日本文化における自己評価の特性について考察を行いました。その結果、日本文化の自己評価は、評価される領域によって異なるドメイン特異的なパターンを示し、道徳性と能力の両側面において一貫して自己を肯定的に評価する西洋文化の傾向とは異なることが明らかになりました。このような異なるパターンは、自己評価の過程における認知的メカニズムの違いを反映している可能性があり、それは受容や拒否の知覚と関連していると考えられます。さらに、社会的関係性が自己評価の神経的処理に影響を与えることを示唆しています。これらの結果は、神経イメージング技術が自己の多面的な側面と社会的経験との関係性を読み解く可能性を示すものです。
第6回 Data Science Café ワークショップ にて、神経イメージングデータと、個人レベルの社会的受容感・拒否感を統合することで、社会的な自己の神経基盤を調査する手法と結果について発表しました(丁)。
https://gp-ds.tohoku.ac.jp/ja/events/seminar/gsis-dsp-workshop-006.html