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研究テーマ

Research News Details

自己を創る脳

「自己」は脳でどのように生まれ、我々の認識や行動、適応性にどう影響を及ぼすのでしょう。身体・運動・社会性・メンタルヘルスなど、自己の多様な側面について、謎の解明に挑戦しています。

201909.11 『今』を意味づけるもの(シンポジウム企画) Posted in 研究

われわれの「今」やその価値は、脳の中でどう構築されるのでしょう。知覚、記憶、社会の異なる領域でこの問題に取り組んでいる3名認知神経科学者の話題提供に対し、2名の心理学者から問いかけを受け、統合的議論を行うシンポジウムを、日本心理学会第83回大会(立命館大学、大阪)で開催しました。このテーマで領域統合的議論が可能であることを示すことが出来たのは大きな成果でした。今後はこのような研究や議論を様々な社会的課題(IT化や高齢化、集団意識の変化など)と結びつける展開が期待されます。(杉浦)

<話題提供>

  • 樋田浩一(東北大学):"今"の時間窓の適応的調節-身体運動に伴う感覚フィードバックの知覚特性-
  • 岩田沙恵子(京都大学):「今」の記銘に関与する皮質−海馬間の機能的ネットワーク
  • 蓬田幸人(精神・神経センター):「社会的な価値」の変化の脳内メカニズム解明
<指定討論>
  • 増本康平(神戸大学)
  • 一川 誠(千葉大学)

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