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研究概要詳細

Research outline

202004.01 演奏しやすいホールにはどんな建築的な仕掛けが存在する?(新研究プロジェクト) Posted in 研究

オーケストラの演奏家たちは,どのようにして楽団全体として一体感のある演奏を実現しているのでしょうか.大きいホールでは,上手の奏者と下手の奏者の間にある物理的な距離に依存して,音速の遅延が存在しています.この遅れて届く音につられてしまい,演奏は出来なくなってしまわないのでしょうか.現実にオーケストラ演奏は実現していることから,ホールに存在する建築的な仕掛けが何らかの役目を果たしていると考えられます.そこで,様々なコンサートホールを幾何音響シミュレーションし,どのような仕掛けが演奏しやすいホールなのかを明らかにします.本研究プロジェクトは,科学研究費補助金(若手研究)「⼀体感のある同期演奏を実現する室内音響特性の解明」として採択されました.(樋田)

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