研究概要詳細 Research outline 202004.01 演奏しやすいホールにはどんな建築的な仕掛けが存在する?(新研究プロジェクト) Posted in 研究 オーケストラの演奏家たちは,どのようにして楽団全体として一体感のある演奏を実現しているのでしょうか.大きいホールでは,上手の奏者と下手の奏者の間にある物理的な距離に依存して,音速の遅延が存在しています.この遅れて届く音につられてしまい,演奏は出来なくなってしまわないのでしょうか.現実にオーケストラ演奏は実現していることから,ホールに存在する建築的な仕掛けが何らかの役目を果たしていると考えられます.そこで,様々なコンサートホールを幾何音響シミュレーションし,どのような仕掛けが演奏しやすいホールなのかを明らかにします.本研究プロジェクトは,科学研究費補助金(若手研究)「⼀体感のある同期演奏を実現する室内音響特性の解明」として採択されました.(樋田) 添付ファイル 一覧へ戻る 前の記事 一覧へ戻る 次の記事 アーカイブ 月別 2024年12月2024年10月2024年09月2024年08月2024年07月2024年06月2024年05月2024年04月2024年03月2024年02月2024年01月2023年12月 年別 2024年2023年2022年2021年2020年2019年2018年2017年2016年
オーケストラの演奏家たちは,どのようにして楽団全体として一体感のある演奏を実現しているのでしょうか.大きいホールでは,上手の奏者と下手の奏者の間にある物理的な距離に依存して,音速の遅延が存在しています.この遅れて届く音につられてしまい,演奏は出来なくなってしまわないのでしょうか.現実にオーケストラ演奏は実現していることから,ホールに存在する建築的な仕掛けが何らかの役目を果たしていると考えられます.そこで,様々なコンサートホールを幾何音響シミュレーションし,どのような仕掛けが演奏しやすいホールなのかを明らかにします.本研究プロジェクトは,科学研究費補助金(若手研究)「⼀体感のある同期演奏を実現する室内音響特性の解明」として採択されました.(樋田)