東北大学 杉浦元亮研究室

自分自身を太っている、と思う時には「どのように自分が見えているか(正確に自分の体の大きさを推定できるか)」と「どの程度自分の体型が理想から離れていると思っているか」という二つの要因が関わることが提唱されてきましたが、自分自身の体の推定の不正確さや、理想から離れているという思いの強さが、どのような脳活動と関連しているかはわかっていませんでした。私たちは、注意に関する脳活動が体の推定の不正確さに関わり、他者の考えの推測に関する脳活動が理想から離れているという思いの強さに関わることを明らかにしました。これらの結果に関して、プレプリントを公開しました。(濱本)
https://ssrn.com/abstract=4193478