202403.25
感染認識による社会性の変化は、脳で説明できるか(ポスター発表)
Posted in 研究
感染認識と社会性の関係性を説明する行動免疫システム仮説は、個人と社会、文化特性の違いを理解するために重要です。今まで行動研究によりその関係性が証明されてきましたが、その行動変化を促す神経基盤は明らかになっていませんでした。そこで本研究では、fMRIを用いて感染脅威による社会性変化を説明する神経基盤の解明を目的としました。MRIの中では画像刺激を用いて参加者の感染認識を操作し、その前後に集団主義を測る質問紙を回答、質問紙得点の変化を説明する脳領域を分析しました。その結果、島皮質と前帯状皮質が集団主義の変化と有意に相関することが明らかになりました。
本研究結果を茨城県つくば市で開催された「2024 Society for Social Neuroscience」(2024年3月25日〜28日)でポスター発表しました。自分の研究について国内外の研究者たちと対面で議論し、今後の交流について話し合いができた有意義な時間でした。(Choi)
感染認識と社会性の関係性を説明する行動免疫システム仮説は、個人と社会、文化特性の違いを理解するために重要です。今まで行動研究によりその関係性が証明されてきましたが、その行動変化を促す神経基盤は明らかになっていませんでした。そこで本研究では、fMRIを用いて感染脅威による社会性変化を説明する神経基盤の解明を目的としました。MRIの中では画像刺激を用いて参加者の感染認識を操作し、その前後に集団主義を測る質問紙を回答、質問紙得点の変化を説明する脳領域を分析しました。その結果、島皮質と前帯状皮質が集団主義の変化と有意に相関することが明らかになりました。
本研究結果を茨城県つくば市で開催された「2024 Society for Social Neuroscience」(2024年3月25日〜28日)でポスター発表しました。自分の研究について国内外の研究者たちと対面で議論し、今後の交流について話し合いができた有意義な時間でした。(Choi)