ニュース News 201810.06 からだはだれのものか?(シンポジウム企画・発表) Posted in 研究 日本心理学会第82回大会において「"からだ"はだれのものか?—自己/他者身体表象の共通性と差異を探る—」と題したシンポジウムを行い、話題提供者の一人として健常者が持つ手の表象(イメージ)の性質を検討した実験データを発表しました。お呼びした他の発表者の先生方からも脳損傷の患者さん、乳幼児、さらには霊長類の一種であるフサオマキザルという多様な群を対象に、それぞれがどのように「からだ」を認識しているのか、貴重なデータをご提示いただき、指定討論者の先生・会場の皆様とともに大きな学会ならではの領域横断的な議論の時間を持つことができました。残念ながらすぐに共通した答えは出ませんでしたが、頂いた意見を参考に、さらに説得力のある結果を得られるよう、研究を進めていこうと気持ちを新たにしました。(石橋) 添付ファイル 一覧へ戻る 前の記事 一覧へ戻る 次の記事 アーカイブ 月別 2024年09月2024年08月2024年07月2024年06月2024年05月2024年04月2024年03月2024年02月2024年01月2023年12月2023年11月2023年10月 年別 2024年2023年2022年2021年2020年2019年2018年2017年2016年
日本心理学会第82回大会において「"からだ"はだれのものか?—自己/他者身体表象の共通性と差異を探る—」と題したシンポジウムを行い、話題提供者の一人として健常者が持つ手の表象(イメージ)の性質を検討した実験データを発表しました。お呼びした他の発表者の先生方からも脳損傷の患者さん、乳幼児、さらには霊長類の一種であるフサオマキザルという多様な群を対象に、それぞれがどのように「からだ」を認識しているのか、貴重なデータをご提示いただき、指定討論者の先生・会場の皆様とともに大きな学会ならではの領域横断的な議論の時間を持つことができました。残念ながらすぐに共通した答えは出ませんでしたが、頂いた意見を参考に、さらに説得力のある結果を得られるよう、研究を進めていこうと気持ちを新たにしました。(石橋)