ニュース News 201909.11 『今』を意味づけるもの(シンポジウム企画) Posted in 研究 われわれの「今」やその価値は、脳の中でどう構築されるのでしょう。知覚、記憶、社会の異なる領域でこの問題に取り組んでいる3名認知神経科学者の話題提供に対し、2名の心理学者から問いかけを受け、統合的議論を行うシンポジウムを、日本心理学会第83回大会(立命館大学、大阪)で開催しました。このテーマで領域統合的議論が可能であることを示すことが出来たのは大きな成果でした。今後はこのような研究や議論を様々な社会的課題(IT化や高齢化、集団意識の変化など)と結びつける展開が期待されます。(杉浦) <話題提供> 樋田浩一(東北大学):"今"の時間窓の適応的調節-身体運動に伴う感覚フィードバックの知覚特性- 岩田沙恵子(京都大学):「今」の記銘に関与する皮質−海馬間の機能的ネットワーク 蓬田幸人(精神・神経センター):「社会的な価値」の変化の脳内メカニズム解明 <指定討論> 増本康平(神戸大学) 一川 誠(千葉大学) 添付ファイル 一覧へ戻る 前の記事 一覧へ戻る 次の記事 アーカイブ 月別 2024年12月2024年11月2024年10月2024年09月2024年08月2024年07月2024年06月2024年05月2024年04月2024年03月2024年02月2024年01月 年別 2024年2023年2022年2021年2020年2019年2018年2017年2016年
われわれの「今」やその価値は、脳の中でどう構築されるのでしょう。知覚、記憶、社会の異なる領域でこの問題に取り組んでいる3名認知神経科学者の話題提供に対し、2名の心理学者から問いかけを受け、統合的議論を行うシンポジウムを、日本心理学会第83回大会(立命館大学、大阪)で開催しました。このテーマで領域統合的議論が可能であることを示すことが出来たのは大きな成果でした。今後はこのような研究や議論を様々な社会的課題(IT化や高齢化、集団意識の変化など)と結びつける展開が期待されます。(杉浦)
<話題提供>