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できごと詳細

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202602.06 社会的文脈における自己評価: 社会的受容と拒絶が自己に与える影響(加齢医学研究所研究奨励賞) Posted in できごと

このたび、第165回加齢医学研究所研究奨励賞を受賞いたしました。

本受賞に関連して、自己評価が社会生活の中でどのように機能するのかという問いを中心に、社会的受容および拒絶との関係に着目した一連の研究成果を発表しました。本研究では、行動実験、fMRI 研究、ならびに実社会に基づく調査データを用い、自己評価が単なる内的信念ではなく、社会適応的なプロセスであることを示すことを目的としています。
これらの研究から、自己評価は道徳性や能力といった評価領域ごとに異なる形で調整され、対人関係をうまく調整するための戦略を反映していることが示されました。また、自己評価が社会的認知処理と密接に関わることで、精神的レジリエンスと脆弱性の両方を理解する手がかりとなる可能性についても議論しました。さらに、COVID-19 パンデミック下におけるリスク認知や対処行動を対象とした研究を通じて、実社会の文脈においても自己関連プロセスが他者との関係性と切り離せないことを示しました。


本賞は、加齢医学研究所において将来性のある研究成果を挙げた若手研究者を奨励することを目的としたものです。
このような評価をいただけたことを励みに、今後も社会的文脈に根ざした人間理解を深める研究に一層取り組んでいきたいと考えております。
本研究の遂行にあたりご協力いただいた指導教員、共同研究者、ならびに研究参加者の皆様に、心より感謝申し上げます。(丁)

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